人間力

人間力
2019年9月12日

「売れているミュージシャンがもっているもの」の記事の続きとなります。

売れているミュージシャンは必ずしも音楽的素養があるとは限らない、という話を書きましたがでは売れている理由とは?

それは人間力です。つまり言い換えるなら人間としての魅力なんです。かっこいい、かわいい、この人みたいになりたい、この人には何故か惹かれてしまう、そんな感情を他の人に持たせることが出来る人は人間力がある、と思います。

つまりそれは、音楽以外の要素もかなり大事になってくるということです。見た目、性格、ライブの演出、メディアでの魅せ方、名前、声質、周囲からの認知度、タイミング、等々細かく見ていくとキリがないので敢えてかなり大きく分類しました。要は音楽だけではないんです、その人自身のイメージというか魅力が一番大事なんですね

で、これって結構個人というよりは社会的なんです。例えば、テレビで「〇〇というミュージシャンが今アツイ!」と紹介されると、そのミュージシャンが良く見えます。と、この言い方は誇張しすぎました。正しくはテレビで紹介されていて且つ自分の好みに合う音楽や見た目、人間だったらそのミュージシャンのファンになる可能性がが極めて高いです。理由は後述します。

ここで大事なのは、音楽だけに焦点を当てれば、今回好きになったミュージシャンのそれと同等かもっといいものが世界中に存在しているにも関わらず、もうそのミュージシャンが最高で他に何も見えなくなっているんです。つまりそのミュージシャンが好きで好きでたまらなくなってるんですね。

で、ここで問題なのはそれが「このミュージシャンの作る曲、音楽が最高」に変換されてしまうことなんです。違うんです、あなたが好きなのは音楽も含めたそのミュージシャン自身なのであって、音楽そのものだけではないんです。もし本当にそうならライブなんて行かなくてもいい筈、生で聴きたいならライブ行っても別に演奏している姿は見なくてもいい筈ですからね、純粋に音楽が好きなら

一度でも一つのバンドやアーティストにハマった人なら分かると思うんですが、これって恋愛と似てると思うんですよね。その人の曲なら全部好きだし(もちろんその中でも好みはありますが)、その人の出てる音楽番組は全部チェックするし、とにかく好きなんです。

要はこういう感情をたくさんの人に持たせられる人が「人間力がある」のだと僕は考えています。

人間は昔から集団で生きてきた生物なので、自分を肯定してくれたり、自分のことを分かってくれたり、自分にとっての生が豊かになると判断した人物にはついて行きたくなりますし、そうすると幸せだと感じます。先ほどの例では、テレビで紹介されているという時点で社会的に認められているので、そういう存在は魅力を持ちやすいです。

つまり売れているミュージシャンはたくさんの人を幸せにしている、とも言えるんですね。