ギターを弾いていると、楽譜に「3」という数字がついた音符が出てくることがあります。これが3連符(さんれんぷ)です。
「なんとなく3つ弾く」ではなく、正しく理解して演奏できるようになると、リズムの表現力がグッと広がります。
この記事では、3連符と、そこから派生する2拍3連について、図解を使ってわかりやすく解説します。
そもそも3連符は、ブルースやジャズ、バラードなど多くのジャンルで使われる重要なリズムです。しかし、初心者の方にとっては「どう弾けばいいかわからない」「楽譜を見てもピンとこない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、3連符の基本的な仕組みから、実際に練習で使えるコツまでを順番に解説していきます。また、3連符から派生する「2拍3連」についても触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
3連符(さんれんぷ)とは?
3連符とは、1拍を3等分した音符のことです。
通常、1拍を2つに分けると8分音符になりますが、3連符は1拍を均等に3つに分けます。楽譜では音符の上に「3」と書かれるのが目印です。

4分音符・8分音符・3連符の比較
3連符を理解するには、他の音符と比較するとわかりやすいです。
- 4分音符:1拍に1つの音 →「タン ・タン ・タン ・タン」
- 8分音符:1拍に2つの音 →「タタ ・タタ ・タタ ・タタ」
- 3連符:1拍に3つの音 → 「タタタ・タタタ・タタタ・タタタ」
下の図で、1小節(4拍)の中にそれぞれの音符がどう収まるかを比較してみましょう。

つまり、同じ1拍の中に入る音の数が変わることで、リズムの印象がまったく変わります。そのため、3連符を正確に弾くためには「1拍の中に均等に3つ入れる」という意識がとても大切です。
3連符のリズムの感じ方
3連符のリズムを体で覚えるためのコツを紹介します。
言葉で覚える
3文字の言葉を均等に言うイメージで練習すると、3連符のリズムが掴みやすくなります。
例えば「サ・ン・タ」「い・ち・ご」「パ・イ・ン」など。これをメトロノームの1拍に合わせて繰り返し言ってみましょう。
8分音符との違いを意識する
8分音符は1拍を2等分(タ・タ)、3連符は1拍を3等分(タタタ)です。この違いを意識しながら、交互に弾き比べてみると感覚が身につきます。

さらに、3連符は音楽理論的にも重要な概念で、シャッフルやスウィングといったリズムの基礎にもなっています。したがって、3連符をしっかり身につけることは、あらゆるジャンルの演奏力向上につながります。
2拍3連(にはくさんれん)とは?
3連符を理解したら、次は2拍3連です。
3連符が「1拍を3等分」するのに対して、2拍3連は「2拍分の長さを3等分」します。楽譜では、4分音符3つにブラケット「3」がつく形で表記されます。

2拍3連の五線譜表記と見分け方
3連符と2拍3連は見た目が似ていますが、違いがあります。
- 3連符:8分音符3つが連桁(ビーム)でつながる → 1拍分
- 2拍3連:4分音符3つにブラケットがつく → 2拍分
リズムの感じ方としては、4分音符2つ分(タン・タン)の間に均等に3つの音を入れるイメージです。

練習のポイント
最後に、3連符と2拍3連を練習する際のポイントをまとめます。
まず、メトロノームを使ってゆっくりのテンポ(BPM60〜80程度)から始めましょう。次に、口で「タタタ・タタタ」とリズムを歌いながらギターを弾くと、体にリズムが染み込みやすくなります。
一方で、2拍3連は3連符よりも1つの音が長いため、焦らずゆったりと弾くことが重要です。特にバラードやR&Bなどのスローテンポの曲では、2拍3連が効果的に使われることが多いです。
このように、まずは3連符を確実に弾けるようになってから、2拍3連に挑戦するという順番で練習すると効率的です。
まとめ
- 3連符は、1拍を3等分した音符。「サンタ」「いちご」など3文字の言葉で練習しよう
- 2拍3連は、2拍分を3等分した音符。3連符より1つの音が長い
- 楽譜では音符の上の「3」が目印
- メトロノームを使って、まずはゆっくりのテンポから練習するのがおすすめ
3連符や2拍3連が弾けるようになると、バラードやブルース、ジャズなど幅広いジャンルの表現力が身につきます。ぜひ練習に取り入れてみてください!
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