リハーサルの心構えについて

発表会のリハーサルが明日となりました!
出演される生徒さんは色々と緊張されると思いますが、少しアドバイスすると実は「上手く演奏しよう」と思う必要はありません。

そもそもリハーサルをやる意味を考えると明白で、リハーサルとは「本番前に改善する必要がある点を見極める場」と言えます。だから極論ですが失敗すればするほどラッキーです(笑)

「でも失敗するの嫌だなあ、恥ずかしいし」

と思いますよね?ただ、大勢の観客の前でならまだしもお客さんが誰もいないリハーサルで失敗してもぜんっぜん恥ずかしくないです。

「そうは言うけど先生に見られてるやん…」

それは確かに気になります(笑)ただ、生徒さんが失敗したことを悪く思うようなことは100%ないので安心してください!むしろリハーサルの時点で超完璧に演奏出来るような人ならそもそもレッスンなんて受けに来ていないと思いませんか?現在進行形で学んでいる、成長している段階なわけですから失敗して当たり前なんです。

むしろたまたま上手く行って本番に向けてフィードバックする部分がないのは逆に危険なんじゃないかと個人的には思います。

例えばかなり古い弦を張っていたにも関わらずリハーサル中は運良く何事もなく終わり、「演奏もいい感じだったし本番もいけるぞ!」と意気込んでしまい、弦のことなど蚊帳の外になったとします。そしてもうお分かりだとは思いますが、結局本番で弦が切れちゃって散々な結果に、、といったケースです。リハーサル中に弦が切れておけば「古い弦を使ってたらダメなんだな、ちゃんと弦を交換しておこう」と失敗を糧に本番は上手くいったことでしょう。

ということで失敗はどんどんしていって大丈夫ですので!
ただ、それと同じくらいめちゃくちゃ大切なことがあります。

それは、失敗を記録しておくこと、です。

紙でもスマホでもパソコンでもなんでも良いので失敗したことを詳しく書き留めておきます。当たり前ですが人間はすぐ忘れる生き物だからです。(ちなみに講師は自分の仕事や演奏などで失敗したことは全て記録しています)

そして、家に帰ってリラックスしている状態でゆっくりと「どうすればよかったのか」という改善策をじっくり考えることができるのでなんでもいいのでとりあえず記録しておきましょう、失敗しっぱなしは勿体ないですよ。

あとはもうせっかくサポートミュージシャンの伴奏で演奏したりできるので思いっきり楽しんでください😁✌️

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大阪府東淀川区淡路で展開する「さかおギター教室」の代表であり、自身も講師として活躍している。またギタリストとしても関西を中心に活動中。今までに200人以上の生徒を指導、人当たりの良い性格とロジカルなレッスン内容で一人一人に合ったオーダーメイドなレッスンに定評がある。

コメント

コメントする

目次